2011年度 公開研究会のご案内
特別支援教育となり5年。通常学級にも特別な教育ニーズを持つ子どもが在籍し如何に支援しつつ教育するかが各教育現場で問われています。また、より個別性を問われる特別支援学級でも如何に専門性を高めニーズの違いに応えるか、日々の現場の苦労が伝わってきます。
国は、障碍者権利条約の批准に向けて準備をしています。共生社会の実現と共に学ぶ教育の実現を願っています。しかし、特別支援教育は教育条件の改善なくしては実現しません。教育に力を注ぐべきだという国民の声は日に日に高まっています。
聖坂は、知的障碍教育特別支援学校です。自閉症児をはじめ顕著な教育ニーズの違いを持つ児童・生徒が共に学んでいます。特別支援学校は一般教育より教育条件は圧倒的に良いのですが、それでも新任教師はおり、ベテランの教師を中心に如何に専門性を高めるか研究しつつ歩んでいます。
児童・生徒の存在をありのまま受け止め、環境配慮や教師の関わり方を配慮して子ども達を育んでいます。
本来、校内研究会として行ってきたものですが、多様な子ども達の教育ニーズを理解する一助になればと思い公開と致します。共に学ぶことは私どもにとっても良い刺激となります。資料も用意しお待ちしております。ご活用頂ければ幸いです。
費用の負担はありません。気軽に参加下さい。
|
年間研究テーマ |
心を育み、生きる力が豊かになる教育を目指して |
| サブテーマ | 児童・生徒の個々人の発達・障碍特性に応じた指導及び生活年齢に応じた指導はどうあるべきか |
期 間 2011年7月21日(木)〜28日(木)
午前の部:午前9時30分〜12時 午後の部:午後1時〜午後3時
(但し、7月26日(火)全体会のみ午後4時30分まで)
会 場 聖坂養護学校
会議室、多目的ホール、各学部等
参加申し込みについて
締め切り 7月14日(木)迄に FAX
若しくはメール( sugawara@hijirizaka.jp
)にて申し込んで下さい。
↑クリックするとFAX申し込み用紙をダウンロード出来ます。
(アップが大変に遅くなりました。資料の都合で14日(木)に締め切りますが、当日直接参加も可能です。)
| 小学部 | 中学部 | 高等部 |
【ビデオ教材研究】 【ケーススタディ】 【学部テーマ研究】
|
||
|
7月21日(木) |
午前 | ケーススタディ | ビデオ教材研究 | ビデオ教材研究 | |
| 午後 | ビデオ教材研究 | ケーススタディ | ビデオ教材研究 | ||
|
7月22日(金) |
午前 | ビデオ教材研究 | ビデオ教材研究 | ケーススタディ | |
| 午後 | 学部テーマ研究 | ケース・テーマ | ケーススタディ | ||
|
7月25日(月) |
午前 | ビデオ教材研究 | ビデオ教材研究 | ビデオ教材研究 | |
| 午後 | 学部テーマ研究 | 学部テーマ研究 | ビデオ教材研究 | ||
|
7月26日(火) |
午前 |
講 演 「東日本大震災から何を学ぶべきか」 理事長 柴田 昌一 「今回の大震災は、巨大地震と大津波による自然災害と原発事故の人災と言える災害が同時に起きたのが特徴です。現在日本中が政治・経済はもちろんのこと、精神的にもある種のショック状態と言ってよいでしょう。更には世界中にグローバルな影響を与えています。 |
|||
|
学部別ケーススタディの報告と討議 @ |
|||||
| 午後 |
学部別ケーススタディの報告と討議
A |
||||
|
7月27日 |
午前 |
「聖坂教育の基本的心得」
校長 松井 務 |
新職員研修
聖坂教育の本質を、語ります。 |
||
| 午後 |
「心の教育」
副校長 菅原 新也 |
新職員研修 |
|||
| 7月28日 (木) |
午前 |
発達の理解・指導ステップ表
各学部主任による |
新職員研修 |
||
| 午後 |
障害の理解と配慮
各学部主任による |
新職員研修 |
|||
![]() |
7月26日全体研究会の助言者紹介 | |
|
東戸塚こども発達クリニック 院長 横浜市自閉症協会 副会長 |
横浜市の療育センターでセンター長を務め、2008年に横浜で発達障害専門クリニックを開業する。発達障害の臨床に従事するとともに、発達障害の子どもさんの父親として、自閉症協会の活動にも参加。 |
|
| 小澤 武司 氏 | クリニックホームページ http://www.hattatsu-clinic.com/ | |
| 公開研究会の各学部の提案概要 | ||
| 学部テーマ研究 | 小学部 |
小学部における『遊び』の再考察 |
| 小学生の授業の基本は『遊び』が中心であるとよく言われている。しかし、今までは『遊び』が偏っていたり、教科指導的なことが多かったように感じている。子どもたちの豊かな生活のために、「遊び」の大切さや役割を再考し、現状にあった形での取り組みはどうあるべきかということを考えたい。 | ||
| 中学部 | 運動場面における実態に応じた内容の工夫と支援上の配慮はどうあるべきか | |
| 中学部は、朝の運動や体力づくり、運動会、マラソン大会、プール学習などの内容や、支援方法、配慮事項など、過去の取り組みを振り返りながら、どうあるべきか深めていきます。 | ||
| 高等部 | 聖坂の進路支援 〜 未来につながる充実した「今」の活動 〜 | |
|
ここ数年、就労につながる「キャリア教育」の必要性が声高に議論されるようになりました。企業の障がい者雇用率や特別支援学校の卒業生就職率を気にしながらも、その場で障がいを持っている人たちがどのように働いているのか、定着しているのか、ということはあまり意識されていません。 聖坂では以前から進路のための特別な指導ということはしていません。移行支援という意味では、学校生活の中で大切にしてきた配慮や支援内容を進路先に引き継ぐことを大切にしてきました。そして生き生きと充実した今の学校生活が将来の進路につながると考えてきました。今、何が楽しいのかそして何が苦しいのか、また、将来どんなことをしたいのか、決して背伸びをしたり無理強いしたりすることなく、かといって夢や希望をあきらめることなく、等身大の進路支援を考えていきたいと思います。 今、言われている就労のための「キャリア教育」が、受験のための学習と同じようにならないことを願っています。 |
||
| ビデオ教材研究 | 小学部 | 「言語・数量・手指訓」の教材研究を行います。 |
| 中学部 | 「言語・数量」を行います。生徒の実態の捉え、教材の工夫、学習の進め方(教材提示や学習環境等)などについて話し合います。 | |
| 高等部 | 「未来につながる充実した今の活動」という視点で授業の活動展開と教材の工夫をビデオ教材研究で取り上げます。教科・領域としては「生活・言語・数量」が中心になります。併せて、若手教員のスキルアップを目指し、個別学習の教材研究も行います。 | |
| ケーススタディ | 共通 |
今年度も各学部のケーススタディは、各学部に在籍する児童生徒で、特に配慮を必要とする児童生徒について、個別にこれまでの取り組みを振り返り、併せて今後の課題も整理します。 特別支援教育という言葉ができて間もないが、まさに「個別のニーズに則した支援の在り方、活動のあり方はどうあるべきか」という問いに真っ向から挑んでみたいと思います。 そのことによって教師の意識変革が大胆に行われ、特別支援教育が、特別ではなく自然な活動となるような、深まりと広がりがでてくることを願っています。 (特別支援教育の中でも、知的障碍教育は集団指導が前提となっています。しかし、個別指導計画が立てられ指導する方向で研究は進んでいます。また、自閉症児は個人差が大きく集団指導に馴染まない実態もあり、何処まで個別に迫れるかが知的障碍特別支援学校でも課題となっています。) |
会場案内 地図参照
その他
駐車場ありませんので、お車でのご来校はご遠慮下さい。
本校の教育内容を知って頂くための資料として「聖坂教育計画(30周年記念誌)」、「研究紀要」、「聖坂の教育(CD)」があります。実費頒布。
公開授業・学校説明会は、例年通り10月21日(金)に行います。
作成者情報
Copyright © 2000.1 [聖坂養護学校]. All rights reserved.
Revised: 2011/12/21
.