ひじりざかの教育実践&聖坂教育計画

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本校は、知的障碍児教育が未開拓な分野であったため、研究しつつ実践を深めてきました。研究紀要と「聖坂教育計画」はその成果をまとめたものです。精緻な実践は教職員の質の高い共通理解なくしては成り立ちません。本校にとっても、これらの記録は実践の指針となっています。また、本校に研修に来られた方は実践の資料にと求められます。絶版のものは、一部デジタル版を作成しました。ご活用下さい。

2005年度、文部科学省の人権教育研究指定校としてのまとめを行いました。「障碍を持つ子の人権を守るために」として聖坂教育の現在と歴史をまとめました。これは文部科学省の補助金を戴いて作成したもので冊子は配布済みでありません。デジタル版は無料でお分けしますので希望の方はお申し出下さい。

ひじりざかの教育実践

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ⅩⅩⅠ 第21号 2015年 有り・デジタル版 第21号目次

2014年1月20日 日本政府は障碍者権利条約を批准した。文部科学省も条約批准に向けインクルーシブ教育の検討と「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」を展開した。本校も推薦を受け北方小学校との20年以上にわたる交流の報告を中心に報告をする。ケース報告は、関係機関との連携による支援の実際を報告している。実践報告は、子どもたちの心の成長にまで言及した質の高いものとなっている。

ⅩⅩ 第20号 2013年

ⅩⅩ 第20号 2013年 有り・デジタル版 第20号目次

心が豊かになる教育」は、シンプルな事ながら、説明するとなると難解である。菅原副校長が、子ども達の教育を通して学んだことを、様々な心理学の立場を聖書の真理に照らして説きます。また、発達心理学と行動を基軸にした教育課程研究から2005年に心を育てる教育に研究テーマを切り替えて8年になります。教育実践も、心を育てる手立てや姿勢が明確になってきています。更に、記念特集で組んだデンマークと韓国の障害児教育事情も、教育の在り方を示す示唆に富んだものとなっています。

ⅩⅨ 第19号 2011年 有り・デジタル版 第19号目次

研究テーマについて菅原副校長が意義を論説、キリスト教の信仰に立った教育の在り方に特別支援教育の立場から提案している。

教育実践報告は、子どもたちに寄り添い心を育てる教育について学部毎に事例を報告。学部毎の報告は、障碍にかかわらず年齢に配慮した教育実践を紹介している。

ⅩⅧ 第18号 2009年 有り・デジタル版 第18号目次

2004年関係発達臨床に学び、子どもたちの心に目を止め年間研究テーマも「心を育てる教育」を目差した。2008年より生活指導寮「シオン寮」も活用し、生活を共にする視点からも考察を深めた。2009年度の紀要は、子どもたちの心の成長に目を止め学校生活を編み上げる様子を記録した。また「安心感を育む」実践報告と提案は、発達障碍にも通じるものである。

ⅩⅦ 第17号 2007年 有り・デジタル版 第17号目次

2004年関係発達臨床に学び、子どもたちの心に目を止め年間研究テーマも「心を育てる教育」を目差した。2008年より生活指導寮「シオン寮」も活用し、生活を共にする視点からも考察を深めた。2009年度の紀要は、子どもたちの心の成長に目を止め学校生活を編み上げる様子を記録した。また「安心感を育む」実践報告と提案は、発達障碍にも通じるものである。

ⅩⅥ 第16号 2005年 有り・デジタル版 第16号目次

発達段階を踏まえたきめ細かな実践と共に、教科を合わせた合科による指導の実践を報告します。個別課題に焦点当てることと集団の中で子ども同士を育てることが子どもたちの心を育てます。また、コミュニケーションを豊かにする実践も報告しています。関係機関との連携は、特別支援教育の在り方に多くの示唆を含みます。

ⅩⅤ 第15号 2003年 有り・デジタル版 第15号目次

特別支援教育移行を私立学校としてどのように教育ニーズに応えるか。個別教育計画による教育の報告2回目。個別に迫ることと教育の質を高めることを目指した実践を報告します。質を問うていく中で、集団の重要さにも気付きました。

ⅩⅣ 第14号 2001年 有り・デジタル版 第14号目次

特別支援教育移行を私立学校としてどのように教育ニーズに応えるか。個別教育計画による教育の報告2回目。個別に迫ることと教育の質を高めることを目指した実践を報告します。質を問うていく中で、集団の重要さにも気付きました。

ⅩⅢ 第13号 1999年 有り・デジタル版 第13号目次

新しいコンセプトでオープンフロアーの教室。個別教育計画に立った教育に踏み切った最初の報告。「聖坂太鼓」の指導経過。地域の交流も最近の充実が伺われる。

ⅩⅡ 第12号 1997年 無し・デジタル版 第12号目次

言語がテーマ。「言語指導ステップ表」(小・中学部)(高等部)の改訂版。注目:認知発達と言語への考察。数量と肩を並べる力作。実践報告は各学部「言語」。高等部開校以来の進路指導のまとめも力作。

ⅩⅠ 第11号 1995年 無し・デジタル版 第11号目次

新しいコンセプトでオープンフロアーの教室。個別教育計画に立った教育に踏み切った最初の報告。「聖坂太鼓」の指導経過。地域の交流も最近の充実が伺われる。

第10号 1993年 有り・デジタル版 第10号目次

生活がテーマです。「生活の指導ステップ表」の改訂版。「生活」年間カリキュラム(基礎)が、小学部・中学部・高等部の生活年齢に応じて作成されました。実践報告は、各学部の「生活」です。

第9号 1991年 有り 第9号目次

発達段階に応じた「体育の指導ステップ表」と体育の実践報告。併せて「音楽」「美術」の実践報告。自傷・奇声の激しいA君の指導事例。小学部交流~10年余りの実践のまとめ。

第8号 1987年 有り 第8号目次

小学部「手指訓練」と中・高等部「作業」の指導事例集と実践報告。劇活動「龍神まつり」、「親子宿泊」、「宗教教育」等、本校独自の実践について報告。ケースでは、身振りや安全対策、発作について。

第7号 1986年 有り 第7号目次

「生活力診断表」を発表。研究テーマの生活力の向上を支える。実践報告は「音楽」「体育」「図工(美術)」について報告。重度・重複の子どもの療育のために行った、神経内科・整形外科の研修を報告。

第6号 1985年 有り 第6号目次

「教育理念」の確認と「教育の基本的構造」を明らかにする。「生活力診断表」の構想について発表。「教育と医療の連携」については、現在の学校と医療が子どもの為に連携してゆく土台となる。

第5号 1983年 有り 第5号目次

発達段階に応じた「生活(数量)の指導ステップ表」の初版と実践報告。生活は、「遊び学習」から「生活単元」のステップであった。また、'82に開校した高等部の研究報告も。「性の指導」も取り上げられる。

第4号 1982年 無し 第4号目次

発達段階に応じた「言語の指導ステップ表」の初版と実践報告。重度・重複の児童の指導事例や発作のある児童・生徒の配慮など考察。重度児や発作のある子を受け入れつつ対応をまとめている。

第3号 1981年 無し 第3号目次

発達段階に応じた、各教科の「指導ステップ表」の基礎となった「発達段階に応じた基本的な活動ステップ表」が発表。また、マカトン法導入の原点といえる「身振りサイン言語・手話の指導」の発表。

第2号 1980年 有り 第2号目次

「ボランティア受け入れ」、「校外学習」に対する基本的考え方は、現在にも引き継がれています。「聖母愛児園との合同学習」は、交流学習の始まりです。

第1号 1979年 有り 第1号目次

総合ビジョンで、研究により教育的質を高めていこうと決意。[教育システム]や[実態把握の方法]等、当時確認されたことが現在も生きている。

頒布価格:1,000円(各号共通・デジタル版も同様です)

聖坂教育計画

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開校30周年記念 1998年 有り・デジタル版 聖坂教育計画目次

聖坂教育の集大成。発達段階に応じた教育をベースに、生活年齢を配慮し生活力を高めるために教育を目指した本校教育の土台となる資料。これを土台に障害を配慮した指導がなされ、個別教育計画による指導へと移っていった。「生活力診断表」、発達段階に応じた「生活(言語・数量・体育)指導ステップ表」、「生活単元年間カリキュラム(基礎)」

頒布価格:2,000円・デジタル版も同様です

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